成田空港第2ターミナルでSIMピンを借りた話
旅行の友、現地SIM
先日タイに行ってきたのですが、現代人の海外旅行に欠かせないのがSIMカード。
タイでも現地SIMを購入して使い倒しました。
↑タイの現地SIM
SIMピンとは
SIMピンとはiPhoneやNexusをはじめとする多くの機種でSIMカードを交換するときに使われる細い突起のついた器具。
↑SIMピン
SIMピンの必要性
僕が今使っているのは HUAWEI Ascend Mate 7 という機種。
いわゆるSIMフリースマホなのですが、SIMカードを入れ替えるのにSIMピンが必要な構造になっています。
↑1年半ほど使っている僕のAscend Mate7
↑側面の拡大図 穴にピンを差し込んでSIMカードを交換
そのため、日本のSIMから現地のSIMに交換する際、そして帰国後日本のSIMに戻す際にこのSIMピンが必要になってきます。
SIMピンを忘れたことに気づく
SIMピンを忘れたことに気付いたのは日本に帰るフライトの直前。
というのも、タイについたときは現地のスタッフがSIM交換、設定等してくれたのでSIMピンを使わなかったんですね。
SIMピンがないことにもう少し早く気付いていれば空港の現地SIMカウンターで借りられたのかもしれませんが、ここはもう出国後の制限区域、SIMを扱っているような場所はありません。(ドンムアン空港のため施設自体が少ない)
もう僕には一つしか選択肢はありません。
『成田空港でSIMピンを借りよう』
そう決心し機内に搭乗しました。
成田空港でSIMピンを探す
トラブルもなくTZ292便は無事成田空港第2ターミナルに到着。
出国、税関審査もスムーズに進みいよいよSIMピン探しの始まりです。
まず訪れたのはテレコムスクエアの窓口
↑成田第2ターミナルのテレコムスクエア窓口(テレコムスクエア公式サイトより)
この画像の上のほうにみえる「携帯電話サービス」という文字を見てビビビときた僕。誰も並んでいないカウンターに走る
GON「SIMピンお借りしたいんですけど…」
店員「SIMピンですか…そうなりますと販売のみになります」
販売…?
僕は忘れていた、ここが資本主義国家日本であるということを…
店員は煌々と輝くSIMピンを指さして言う
「580円です!!」
580円…?大学生の俺には到底手の出ない高級SIMピンだ…
「じゃあ、いいです…」
そう残してテレコムスクエアを去るGON
店員のお兄さんはその背中に何を思ったのであろう…
企業のカウンターは信用できないと悟った僕が次に向かったのは
税関審査後の出口を出た目の前にあったツーリストインフォメーションセンターである
↑ツーリストインフォメーションセンター(JAPAN Official Guideより)
『外国人』観光案内所とあるが、気にしてはいけない。
携帯にタイのSIMを装着している俺はタイ人同然である。
満を持してカウンターに行く
GON「すいませーん、SIMピンってあったりします?」
スタッフ「ちょっと待ってくださいね~(笑顔)」
GON「(これはイケたのか…?)」
スタッフ「ありました~(笑顔)使えるかな~?(笑顔)」
GON「ありがとうございます!」
そこで差し出されたのはゼムクリップ(端が開いてある)
使えるかな~ってこういうことね、おばちゃん…。
カチッ…無事SIMスロットが開きました~!
ありがとうおばちゃん…ありがとうツーリストインフォメーションセンター!!
これで一件落着…と行きたいところだがこのあとそのおばちゃんとやり取りがつづきまして
スタッフ「外国人の方ですか~?(笑顔)」
GON「いやー日本人です」
スタッフ「あーそうなんですねー(真顔)」
日本人と分かった瞬間の真顔が怖かったです…
まとめ
・日本でSIMピンを借りるときは迷わずツーリストインフォメーションセンターに行こう
・ただし、日本人と分かると冷たくあしらわれる可能性もあるのでカタコトの日本語で借りたい旨を申し出よう
・企業のカウンターでは貸出は行っていない!資本主義の闇!!
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